日本の豊胸手術の歴史
日本の豊胸手術の歴史にあまり良いニュースはありません。
一時的に胸が大きくなったとしても、しこりができてしまったり、シリコンが乳房以外の場所に移動してしまったり、全身に転移してしまったりなどの実害が出ています。
こういった話は人には知られたくないため、あまり表には出てきませんが、実際に悩んでいる方の数は少なくはないでしょう。
また、最近では、グラビアアイドルや女性タレントなどが外国人のように大きな胸をしています。
本人は「手術はしていない」とテレビなどで言っていますが、本当のことはどうだか分かりません。
実際に「手術をした」なんて認めてしまえば、評判が落ちて仕事がなくなってしまうため、絶対に認めないでしょう。
シリコンバッグ
以前、日本でも行われていたシリコンバッグを埋入する豊胸手術は、アメリカで規制されたため、現在はあまり行われていません。
現在では、ハイドロジェルバッグによる豊胸手術が行われていますが、破れてしまった場合にどうなってしまうかが分かっていません。
ただ、非吸収性の物質のため、体に悪い影響を及ぼすことは確かでしょう。
生理食塩水バッグは体内で破れてしまっても比較的安全ですが、胸を触ったときの感触は非常に悪いそうです。
脂肪注入による豊胸
シリコンバッグなどを埋入する豊胸手術はデメリットや問題点があります。
では、自分のお腹や太ももの脂肪を移植注入する場合はどうでしょう。
自分の脂肪なら拒絶反応も起こらないし安全なのですが、脂肪は数ヶ月で体内に吸収されたり、固まってしこりになって消えてしまいます。
この方法では、小さくなるたびに脂肪を注入するのはとても大変だし、お金もかかってしまいます。
また、一度に大量に注入してしまうと、大きなしこりになってしまい、消えないこともあります。
豊胸手術後のしこり
豊胸手術後に乳房の一部が硬くなったり、しこりがある場合は、すぐに大学病院などの美容形成外科に相談しましょう。
シリコンなどを入れたバッグが破れたり、自然に溶けて流動してしまうと、乳がんなどの合併症を起こしてしまいます。
また、豊胸手術後のしこりで悩んでいる女性はかなりの割合で存在するそうです。
「友達に誘われて一緒に受けてしまった」「若いときに軽はずみな気持ちで手術を受けてしまった」などのケースが多く、胸のしこりがレントゲンに写るのが怖くて健康診断を受けていない、という女性もいるほどです。
シリコンの発がん性
アメリカの委員会で公的にシリコンの発がん性を調査したところ、動物実験などでシリコンには発がん性はない、という結論が出ました。
そのため、シリコンを注入する豊胸手術が行われていますが、施術された女性が乳がんになるケースが数多くあります。
これは、シリコンを入れてしまうと、レントゲンに影として写ってしまい、乳がんの発見が遅れてしまうことにあります。
また、シリコン自体が流動して全身に転移し、合併症を引き起こす可能性も少なからずあります。
自己免疫の病気
体内に異物を埋入、注入した場合、自分の体が自分の組織に対して免疫反応を起こし、病気になってしまう場合があります。
この自己免疫の病気は「ヒト・アジュバント病」と呼ばれていて、この病気の発見が原因で、アメリカではシリコンバッグの使用が禁止されました。
現在ではシリコン注入による豊胸手術が行われていますが、自己免疫病の危険性が全く無い訳ではありません。
関連情報
「湘南美容外科クリニック」は、メスを使わないプチ整形(二重まぶた)から、美容整形手術・豊胸術・脂肪吸引などを行っている美容外科。
東京都内の新宿院、渋谷院をはじめ、大阪、福岡、北海道などにクリニックがあります。
芸能人では、三原じゅん子さん、後藤理沙さんなどが実際に施術を体験。
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