プロテーゼとフィラーの違い
プロテーゼとフィラーも顔や胸に埋入するものですが、非吸収性のもの(豊胸のシリコンなど)はプロテーゼ、吸水性のもの(コラーゲンなど)はフィラーと呼ばれています。
生体内埋入材には以下のような種類があります。
■パラフィン、ワセリン
シリコン注入による豊胸手術が行われる以前は、パラフィンやワセリンを注入していました。
しかし、これが原因で皮膚が硬くなってしまったり、乳がんの発見が遅れる、というトラブルも起きていました。
■シリコンゲル
シリコンゲルをシリコンバッグに入れたものを乳房に入れる豊胸手術に使われていました。
バッグが破れて中のシリコンゲルが出てしまうなどのトラブルがあり、現在シリコンバッグの使用は禁止されています。
■コラーゲン、ヒアルロン酸
顔のシワ、たるみを改善させるために注入されます。
体内に吸収されるので、少量ずつ定期的な注入が必要になります。
一度の大量に注入してしまうと、肌が硬くなってしまいます。
実際にアレルギーなどの皮膚障害になった、視力を失ってしまった、という例もあります。
■アメージンジェル、ハイドロジェル
肌に炎症などのトラブルが発生するため、現在は使用が禁止されています。
既に注入してしまっている方は、医師に相談して吸引してもらいましょう。
顔のフィラー
顔のシワやたるみには、コラーゲンやヒアルロン酸を注入すると改善されます。
ただし、これらの物質は吸収性があるため、約6ヶ月に1回は注入しないと効果は消えてしまいます。
吸収性があり、時間が経てば消えてしまうため、気軽に注入を行ってしまいがちですが、アレルギー反応を起こしたり、血管に注入されて思わぬ事故が発生した場合もあるため、必ず信頼できるお医者さんに行ってもらうようにしましょう。
シリコン、ハイドロジェルなどの非吸収性の物質は、中国などで実害問題が起きているため、止めておいたほうが良いでしょう。
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